Linuxを最低限扱いやすくするための設定 (bash, vim)

こんにちは!

今回はLinuxを最低限扱いやすくするための設定についてまとめます。

bash

Ctrl + Sを無効化

  • stty stop undefをホームディレクトリの.bashrcに記載する
    • コマンドの履歴検索を扱いやすくする
    • コマンドの履歴はCtrl + Rで遡って検索できる
    • 順方向への検索はCtrl + Sだが、Ctrl + Sはデフォルトでコマンドの入力停止が割り当てられている場合がある
    • Ctrl + Sbashが入力を受け付けなくなった場合は、Ctrl + Qで解除できる
    • Ctrl + Sでの入力停止を無効にするためにはstty stop undef.bashrcに記載してbashを開きなおす

vim

  • 各設定をホームディレクトリの.vimrcに記載するか、一時的な適用であれば:set numberのようにコマンドを実行する

行番号を表示

  • set number

検索後のハイライトをESC2回で消す

  • nmap <ESC><ESC> :nohl<CR>

Shiftを押しながらj, kで3行分カーソルを動かす

  • noremap <S-j> 3j
  • noremap <S-k> 3k
    • 目的の場所にスクロールする速度が速くなるのでお気に入りの設定

下の行と結合(空白ありと空白なし)

  • nnoremap <C-j> J
  • nnoremap <C-k> gJ
    • 3行スクロールにJを使ってしまっているので、本来のJの機能をC-jに割り当て
    • 半角スペースを入れずに結合するバージョンをC-kに割り当て

タブを半角スペースに変換

  • set expandtab

タブ幅を半角スペース2個に変換

  • set tabstop=2
    • タブを押したとき
  • set shiftwidth=2
    • インデント時

おわりに

今回はLinuxを最低限扱いやすくするための設定についてまとめました。サーバー環境や、Dockerのコンテナなど本格的なカスタマイズをしない場合などにも、これらの設定を適用すればそれなりに快適に操作できる環境が手に入ると思います。

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