「SQLの苦手を克服する本」を読んだ感想

こんにちは!

今回は「SQLの苦手を克服する本」を読んだ感想です。

なぜ読んだのか

  • SQLにもっと慣れるため

良かったところ

  • データベース運用上の問題をテーマに、会話形式で展開するため内容に興味を持ちやすい
  • 原案担当と図解担当の2名の著者で書かれているだけあり、操作イメージがわかりやすい図解になっている
  • 「しくみ」を理解すればSQLは難しくない、という考えの元で「しくみ」を理解させることの大切さを教えてくれる

学んだこと

  • ぐるぐるSQL(アプリ側でループさせながらSQLにクエリを投げる方法)は、パフォーマンスを低下させる
  • 一発系SQL(ループではなく、多少複雑でも一度のSQLで必要な情報を取得する方法)を使った方がよい
  • SQLは集合志向の言語なので、表を操作するイメージを持つことが大切
  • パフォーマンスを考える時には、次のような要素が影響する
    • SQLが呼ばれる回数
    • 実行負荷
    • 実行結果データ転送量

難しかったこと

  • OUTER JOINのWHERE句で内部表側のカラムを使うことに対して注意喚起が何度もされているが、SQL操作の経験がまだ少なくどういうシチュエーションなのか理解が追い付いていない

おわりに

著者は後進を育てようという気概に溢れている感じがしました。 また、SQLは難しくないというスタンスで、学び方をはっきり示してくれるので、SQLが好きになりました。 ただ、表紙や図解、構成はとっつきやすい内容ですが、思ったよりも高度な内容が多かったようにも思います。 SQLに慣れたころにまた読みなおしたい本でした。

16/100