こんにちは!
今回はWSL1しか使えないと思っていたらWSL2を使っていたが、WSL1の方が快適だった(!?)ことについてまとめます。
勘違いしていたこと
- WSL2はWindows11じゃないと動かないと思っていた
- 使用しているCPUがRyzen第一世代のRyzen 1600なので、Windows11は対応していない
- WSLでUbuntuを入れて使えていたがWSL1だと思っていた
確認したこと
wsl -l -v
で使用しているディストリビューションのバージョンを確認できる- Ubuntu、Docker共にVERSION2(WSL2)で動作していた
試したこと
wsl --set-version Ubuntu 1
でUbuntuをWSL2からWSL1に変更した- WS1とWSL2のUbuntuでRailsサーバーを立ち上げて比較した(ソースコードはWindows側にある)
- ページの表示速度例
- WSL1: 0.2ms
- WSL2: 2.0ms
- 大体一桁違うぐらいの差がある印象
- 体感でもページが表示されるまでWSL2では一呼吸待っていたところが、WSL1だとすぐに表示される
- ページの表示速度例
結論
- WSL1とWSL2はWindows側のファイルの読み取り速度に差があり、WSL1の方が早い
- 自分の用途ではWSL1にバージョンを落として使った方が快適
おわりに
実はWSL2でこれまで使っていたけれど、WSL1にバージョンを落とした方が快適だったという話でした。これまでWSLの動作速度に不満があり、CPUを買い替えないなーと思っていたのですが、現環境でも使えることがわかりまだまだ現役PCとして使っていけそうです。そして、WSL1でUbuntuを動かして、ソースコードはWindowsで編集というのがなかなか快適です。またUbuntu単独環境とも比較してどのくらい速度差があるのか調べてみたいと思います。
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