こんにちは!
今回はLinuxの設定ファイルをetckeeperでバージョン管理する方法についてまとめます。
etckeeperとは
- Linuxの
/etc
ディレクトリをgitを用いてバージョン管理するためのソフト - 設定ファイルの状態を保存し、動作がおかしくなった場合以前の状態に戻すことができる
- 手動コミットのほかに、パッケージの変更時や日毎の自動コミットの仕組みがある
インストール
sudo apt install -y etckeeper
コミット
コマンド | 動作 |
---|---|
sudo etckeeper commit |
現在の状況を保存(コミット) |
sudo etckeepr commit '~を追加' |
コミットメッセージ付きのコミット含める |
その他のコマンド
vcs
をつけることで、gitコマンドを使用できる
コマンド | 動作 |
---|---|
sudo etckeerper vcs log |
ログの確認 |
sudo etckeeper vcs status |
ステータスの確認 |
sudo etckeeper vcs show コミットID |
コミットの詳細を確認 |
sudo etckeeper vcs checkout コミットID |
指定のコミットの状態に戻す |
おわりに
今回はLinuxの設定ファイルをetckeeperでバージョン管理する方法についてまとめました。gitのようなバージョン管理の仕組みをシステムの設定ファイルに導入できるのは素晴らしいですね。自動でもバックアップしてくれるので、ぜひ使ってみてください。
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