こんにちは!
今回は「Linuxをマスターしたい人のための 実践Ubuntu」を読んだ感想についてまとめます。
おすすめ度
★★★★★:5/5点
なぜ読んだのか
読む前の知識レベル
- Linuxの基礎知識はUdemy+書籍(コマンドメイン)で学んだ
- ディレクトリやパーミッション、プロセスなどの基本知識を学んだだけで使える知識にはなっていない
- ディレクトリやファイル操作程度のコマンドは使える(cd / mkdir / rm / mv / pwd )
- Ubuntu Desktop環境はたまに使っているが、なんとなく使っているだけでUbuntuを学んだことはない
良かったところ
- 見やすいレイアウトとわかりやすい文章
- Linuxの歴史、Desktop版の使い方、Linuxの基礎知識、Server版の使い方・管理方法、ファイルサーバーの立て方、シェルスクリプトなどの基礎から実際の活用方法まで幅広く丁寧に扱っている
- これまでに使用したLinuxの教材は、特定のディストリビューションが対象ではなかったので、ふわふわとLinuxの全体像だけ教わった感じだったが、この本はUbuntuに特化しているので実際にLinux (Ubuntu) を使えるようになった気がする
学んだこと
- Ubuntuは半年ごとのタイムベースリリースを採用
- 毎年4月と10月にリリースされる(西暦の下二桁と月を併せてバージョン番号とする 例:22.04)
- LTS版はデスクトップ版が3年、サーバー版が5年
- 「ディレクトリ」と「フォルダー」の概念の違い
デフォルトのアプリケーションの旧名
現在の名前 以前の名前 ファイル Nautilus ビデオ Totem ドキュメントビュワー Evince
その他にもたくさんあるので今後の記事にする予定
悪かったところ
- 誤字がちらほら見受けられた
おわりに
今回は「Linuxをマスターしたい人のための 実践Ubuntu」を読んだ感想についてまとめました。605ページもある分厚い本ですが、とても読みやすくて勉強になる本でした。本の通りに進めていくだけで、Ubuntuサーバーでセキュリティ面も意識しつつ、SSHで操作しながらNextCloud(自前のオンラインストレージ)を構築できました。本来の目的のRailsアプリも本書で学んだ知識を生かせばすぐにデプロイできそうです。Linuxを学びたい方におすすめな一冊です。
73/100