「事業分析・データ設計のためのモデル作成技術入門」を流し読みした感想

こんにちは!

今回は「事業分析・データ設計のためのモデル作成技術入門」を流し読み(1時間45分)した感想をまとめます。

なぜ読んだのか

  • 0からのデータベース設計について体系立った内容を学びたかったから
  • これまで読んだ本は、設計をさらに洗練するような内容(正規化)などが多かったため

良かったところ

  • 著者が実務から編み出した設計手法に、数学的、哲学的裏付けを与えて体系立てている
  • こうやれば誰が作っても同じ設計になる、というやり方を教えてくれる
  • 著者が学んだ数学、哲学の参考文献がたくさん記載されている
  • 章ごとに練習問題がある
  • 実際に手法を学んで実務で使用した人の体験談がある

学んだこと

  • 管理されている番号から仕訳をするという考え方
  • Event、Resourceという分類方法
    • 時系列で並べられるものがEvent
    • 並べられないものがResource

悪かったところ

  • 数学の話題が多いが、設計手法を編み出すためには必要なのであって、著者の手法を活用する上ではそこまで必要ないかもと感じた
  • また、0からの設計というよりは、現場で使用しているコードを活用したりするため、業務システムの再設計のようなケースに向いているのかもと思った

おわりに

「こうやれば誰でも同じように作れる」という手法を自信をもって教えてくれる本でした。図書館で流し読みだったので、手法の流れのイメージがつかめた程度ではありますが、また設計で悩んだ時には過去の著書とも合わせて本腰を入れて読みたい本です。

49/100